四戸 世紀
クラリネット
元ベルリン交響楽団ソロクラリネット奏者 , 元読売日本交響楽団首席奏者 , 東京音楽大学客員教授
1974年東京芸術大学卒業。故千葉国夫・故三島勝輔・村井祐児の各氏に師事。在学中カール・ライスターに認められ、卒業後渡独。H.v.カラヤン氏の前でモーツァルトの協奏曲を演奏。ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーへの入学を許可される。クラリネットをカール・ライスター、室内楽をホルスト・ゲーベルの各氏に師事。以後ベルリン・フィル定期公演、ザルツブルク音楽祭に参加。 1978年~1980年、北西ドイツ・フィルハーモニー首席奏者。1980年~1994年、ベルリン交響楽団首席奏者。 この間、H.v.カラヤン、C.アバド、S.ラトルをはじめ世界的指揮者の下で演奏。1995年、帰国。読売日本交響楽団首席奏者に就任、2011年3月定年退団。ソリスト・室内楽としての活動も多く、第一回国際ブラームス・コンクール入賞(トリオ部門で優勝、特別賞を受賞)以後、ベルリン響、北西ドイツ・フィル、他との協奏曲や、ベルリン・フィル首席奏者からなるブランディス・カルテットとの共演をはじめ、近年ではトッパンホール・アンサンブル・シリーズにおいて宮本文昭、ライナー・クスマウル(元ベルリン・フィル・コンサートマスター)ら国内外のアーティスト達と共演を重ね、好評を博している。現在、東京音楽大学教授、桐朋学園大学非常勤講師、日本大学芸術学部非常勤講師として後進の指導にあたる。株式会社 ビュッフェ・クランポン・ジャパン専属講師。